調布に墜落した飛行機事故|川村泰史機長の衝撃的事実
昨日、日本や東京都民を震撼させた小型機民家墜落事故の詳細続報です。
かなり、色んな情報が明らかになってきました。
前の記事でテロでは?って書きましたが、そうではなく
死亡した機長の川村泰史という人に色々グレーな話しがあるようですね。
■明らかになってきた事故被害状況
※サイトより引用
◆乗員/乗客
・機長 川村泰史さん(36)(死亡)
・乗客1 練馬区 早川充さん(死亡)
・乗客2 三郷市 田村康之さん(51) (けが 軽傷)
・乗客3 文京区 花房剛さん(35)(けが 意識あり)
・乗客4 森口徳昭さん(36)(背骨骨折)ファッションディレクター
◆まきこまれ住民
住宅2階にいた女性(34)(死亡)
上記女性の母親(59)(けが)
となりの住宅の女性(けが)
◆住宅の被害
全焼3棟
損傷6棟
■川村機長とは・・・
川村機長は、墜落した小型機の運航会社「日本エアロテック」に在籍。
2013年に日本エアロテックを退社し、
飛行訓練の会社「シップ・アビエーション」を設立。
そのシップ・アビエーションの社長であり、「主席飛行教官」を
務めていました。
ただ、情報によると、この「シップ・アビエーション」は、
国交省の認可が取れていないようです。
■川村機長の飛行時間自己申告の水増し・・・
このシップ・アビエーションを設立する過程で、
当然行政などの申告業務があるのですが、
その中で、川村機長自身の飛行時間の自己申告を
1500時間としていたらしいです。
しかし、実際は600~700時間ではなかったのか、と疑われています。
多少の水増しはあるとしても、倍以上の水増し申告です。
■専門家の事故分析は・・・
日本航空の元機長で航空評論家の小林宏之さんのコメントを引用させていただきますと
・離陸直後の高度が低すぎる点と、
・「機体が大きく左に傾いていた」との目撃証言から、
「エンジンの出力が弱まって失速し、機体の左右のバランスが取れなくなった可能性が
あるのではないか。
若しくは更にエンジンのトラブルが原因ではないか」と分析されています。
■事故当日の三つの不可解なこと・・・
日本エアロテックの記者会見と周辺関係者からの情報で、
三つの不可解なことが分かっています。
・事故当日は、出発予定時刻間から13分も出発遅れていた。
・元々、先に飛ぶはずだった飛行機があったのに
無理に「先に飛ばせて欲しい」と頼み、先に飛んでいた。
・通常は滑走路で最終エンジンチェックを行うのがルールだが、
「エンジンチェックはしてあるから」として、
滑走路での最終エンジンチェックをしないで離陸した 。
など、かなり焦りながら飛行したことが判明しています。
■川村機長の焦りが事故を招いたのか・・・
川村機長は、まだ36歳と若く、パイロットを目指す子供たちの為に
講演会で講師を務めたり、夢を持っている人間のようでした。
しかし、飛行時間の自己申告を過度に水増ししたり、
本来やるべきエンジンチェックを故意に怠ったりして、
パイロットに求められる「沈着冷静さ」が欠けてるのかも知れません。
人の命を預かるパイロットが最も優先すべきこと、
時間なのか、 それとも冷静な行動とやるべき機体チェックなのか、
そこに原因があったのかも知れません。